平ヶ岳
2016/07/23
Mt.hiragatake
天候:晴れのち曇り

平ヶ岳 2141m 標高差 1308m 沿面距離 23.1Km 累積標高 1975m
平ヶ岳は新潟にある100名山のひとつ、登山コースは二つあるが今回は鷹ノ巣登山口から山頂を目指す 山頂には高層湿原が広がり沢山の花を望むことが出来る 山頂や姫池付近は晴れていれば眺めの良い山であるこの場所に行くには新潟県側と福島県側からアクセスできるが共に長い下道を走らないとたどり着けない
登山ルート 鷹ノ巣登山口下台倉沢
ヤセ尾根
下台倉山
台倉山
台倉清水
白沢清水
姫池
平ヶ岳11:00
水場
玉子石
姫池
白沢清水
台倉清水
台倉山
下台倉沢
鷹ノ巣登山口


東北道から福島側に向かい120kmほど下道を走り、尾瀬の御池から車一台ほどしか走れない狭い道を進むとようやく鷹ノ巣にたどり着けることが出来る、何とか0時を廻らない時間に着くが舗装された駐車場には駐められず 向かいの舗装されていない駐車場に車を駐める 睡眠時間が少なく4時前に無理矢理起きると他の方も同じ行動で起き始める 日帰りには工程が長く他人様には鬼業と批判されることもあった。


登山口から下台倉沢を過ぎるとここから登りになりしばらく行くとヤセ尾根に出る 燧ヶ岳に日差しが当たり始め皆早めのピッチでヤセ尾根を越えて行く 細い尾根で白砂も乗っているが歩きやすい尾根で怖さはない 今回も焦らずに抜かれるのを気にせずに登って行く

▲ 燧ヶ岳

▲ ヤセ尾根


ヤセ尾根が終わるとロープが垂れ下がる岩場を何回も通過する 日が当たらない登山道は涼しさを感じるが日が当たる場所は暑く大量の汗をかきながら進むと下台倉山が見えてくる 樹林帯望む下台倉山は直登の登りになる この辺りはコメツツジとミヤマママコナしか花が咲いていない

▲ 燧ヶ岳


下台倉山を過ぎると北側に開けた登山道になり、燧ヶ岳を左手に眺めながら登る登山道である 小さなピークが続き、木道も付いている この時期にしては早く草刈りが行われていて姫池付近まで草刈りが行われていた


台倉山は看板が無く三角点のみがある場所 登山道は草刈りが行われていて歩きやすが、虫が多いような所だが意外に少ない 山頂から下ると台倉清水に出る 水場は登山道から逸れた沢を下った所にあるので寄らずに進む


台倉清水を過ぎて視界が効かない登山道を下ると白沢清水に出る 登山道からすぐ側にある この水場は水量が少なく覗いていると僅かしか水が湧かない所 木道を過ぎるとまた直登の登りになりウグイスの声を聞きながら直登の登山道を登る

▲ 平ヶ岳


姫池にようやくたどり着く ゴミなど全くなく自然豊かな所で池の前に広いベンチがあり数人の方が休憩していた テントも張れそうな広さである 姫池から平ヶ岳は一度下り山頂に続く登山道が見えて居て水場に行かず、また登り返す

▲ 池ノ岳


樹林帯をすぐに抜けると草原になり山頂が近づく 山頂は木々で被われているが木道横には広いベンチがあり眺めが良さであるが、周囲の山は雲に隠れて残念 テントを張るには風を避けられないところで、岩もない


山頂から先に木道が繋がっているが登山道はここで終わる もう少し木道を延ばせば大展望が望める気がする 大汗をかいていたがいつの間にかシャツは完全に乾く 流れる風も涼しい 湿原が多いのに思ったよりも虫が少なくトンボばかりが目立つ

▲ 玉子石手前の湿原


山頂から下り沢を過ぎると水場が有る 湿原から流れ込む水が綺麗で美味しい テント場はここと、この先にあるテント場がお勧めで風を気にしなくて良いかもしれない テント場から玉子石に向かう テント場から高い木々が無く丘のような道を進むと中ノ岐方向からの分岐に出て玉子石に出る 違う石が積まれているのかと思っていたが風化でこんな形になったようで、この岩に登るのは禁止

▲ 玉子石

▲ 玉子石先の風景

▲ 姫池


登山者も少なく自分だけの風景を眺める 姫池に戻ると13時を過ぎているので急ぎ気味に下ることにする 下るとまた汗をかきシャツは濡れる 登りではロープをあまり使わなかったが下りはロープを使い下ると意外に楽ヤセ尾根に出るまでわずかな登り返しが辛いがヤセ尾根からはガンガン下りようやく登山終了

▲ 平ヶ岳

▲ 燧ヶ岳

▲ 下台倉山尾根道
今回は行程が長く疲れたが、次回は前日早めに着いて仮眠してゆっくり山頂を目指してテント泊で山を楽しみたい物です
国土地理院の電子地形図(タイル)に登山ルートを追記して掲載

▲ 平ヶ岳登山グラフ
平ヶ岳に咲く花























